マイクロプラスチックは浄水器で除去できる?毎日使う水をどう考えるか
私たちの暮らしは、長いあいだプラスチックに支えられてきました。
便利で軽く、衛生的。今では欠かせない素材です。
しかしその一方で、使用後のプラスチックの多くは自然の中に残り続けています。
世界で生産されてきた膨大な量のプラスチックのうち、相当量が埋め立てられたり、環境中へ流出していると報告されています。
自然に出たプラスチックは、紫外線や雨風の影響を受け、長い時間をかけて少しずつ砕けていきます。こうして5mm以下の小さな粒子になったものが「マイクロプラスチック」です。
近年の研究では、海だけでなく、大気や室内空気からも検出されています。
さらに、飲料水や食品を通じて体内に取り込まれる可能性があることも示されており、「環境問題」だけでなく、毎日口にする水や食品とも関係するテーマとして注目されています。
では、こうした微細な粒子は、私たちの体にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。
体内への影響
マイクロプラスチックはすでに人体からも検出されており、体内に取り込まれる可能性や、細胞への刺激・炎症反応・免疫への影響が生じる可能性が研究で示されています。
ただし――
日常生活の中で、どのくらいの量が体に入り、
それがどの程度の影響につながるのか。
この点については、まだ明確な結論は出ていません。
今わかっているのは、
・体内に入る可能性はある
・影響が起こりうる仕組みも報告されている
・しかし「安全」とも「危険」とも断定できる段階ではない
という状況です。
「まだ分からない」というのは、
問題がないと確認された、という意味ではありません。
だからこそ、マイクロプラスチックと健康との関係は、
いまも世界中で研究が続けられています。
参考文献
・プラスチックによる生体影響と予防的対策
・マイクロプラスチック関連化学物質の健康影響
本当にそこまで気にする必要ある?
マイクロプラスチックは、体内に取り込まれる可能性があることがわかっています。
ただ、現時点で「健康に悪影響が出る」と断言できるデータはありません。
つまり、慌てて極端な対策を取る必要はまだありません。
だからといって、完全に無視しても安全、というわけでもないのです。
ポイントは、怖がるか無視するかの二択ではなく、
「生活の中でできる範囲で考える」という現実的な視点です。
毎日口にする水や、家庭で使うものなど、管理できる部分から見直してみる。
それが、今の段階でできる最も合理的な対応です。
空気や食品は難しい。でも水は選べる
マイクロプラスチックの話を聞いて不安になる理由のひとつは、
空気や食品、日用品など、避けきれない経路がたくさんあることです。
空気中の粒子を完全に避けることも、
食品に含まれる可能性のあるものをすべて管理することも、
現実的にはとても難しいのが現状です。
その中で、大きく性質が異なるのが 「水」 です。
水は、
・毎日口にするもの
・家庭内で経路を管理できる
・機器によって処理レベルを選べる
という特徴があります。
つまり、すべての経路を完全に防ぐことが難しくても、
自分でコントロールしやすい入口が「飲み水」 なのです。
ただし一般的な水対策では十分でない可能性
手軽に始められる水対策として、ペットボトルの水やポット型・蛇口直結型の浄水器があります。日常生活に取り入れやすく、安心感もありますが、微細な粒子やマイクロプラスチックを完全に除去できるわけではありません。
ペットボトル
ボトル容器やキャップの劣化により微細なプラスチックが混入する可能性がある
ポット型・蛇口直結型浄水器
一般的なフィルターでは粒子の大きさや種類によっては通過してしまう
そこで、もう一歩踏み込んだ選択肢としてRE(アールイー)浄水器があります。RE浄水器は、0.5ミクロンの粒子が除去可能です。
さらに、もっと小さなナノプラスチックまで気になる場合は、RO浄水器が有効です。ナノレベルの粒子までろ過できる仕組みで、口にする水の安全性を高めることができます。
「どの粒子まで取り除きたいのか」を意識して浄水器を選ぶ。それが、今できる最も合理的な水対策です。
RO浄水器の仕組みと除去レベル
微細な粒子やナノプラスチックまでしっかり取り除きたいなら、逆浸透膜(RO膜)を使った浄水器が有力な選択肢です。
逆浸透膜(RO膜)浄水器は、特殊な膜を使って水分子だけを通し、それより大きな粒子や不純物は通さない仕組みになっています。
RE浄水器では0.5ミクロン以上の粒子を取り除けますが、RO浄水器はそれよりさらに小さな粒子、以下のようなナノレベルの微細な粒子までほとんど取り除くことができます。
一般的な浄水器と比べると、粒子サイズの小さなものまで処理できる点が大きな違いです。ポット型や蛇口直結型では、粒子がフィルターをすり抜けてしまう場合がありますが、RO膜ではナノレベルの微細な粒子までブロックできます。
また、RO浄水器は約0.0001ミクロンの孔をもつ半透膜でろ過するため、ほとんどの不純物を通さず、飲料水として体に取り込む水の安全性を高めるのに非常に有効です。
毎日口にする水だからこそ、安心できる水を選ぶことが大切です。
まずは、RO浄水器についてまとめた資料をご覧ください。