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シーガルフォー浄水システム 除去物質試験データ
PFASに関する試験結果
PFOS/PFOA には多数の関連化合物が存在し、それぞれ物理・化学特性や環境中の存在量が異なります。近年、毒性学的研究の進展と社会的関心の高まりにより、健康影響への懸念が増しています。これに伴い、PFOS/PFOA に関する理解と規制も急速に進展しており、ゼネラルエコロジー社は飲料水からの除去を目的に、予備調査と独自試験を実施しました。
試験概要
- 試験日:2024年9月17日
- 試験対象:シーガルフォー浄水システム(RS-1SGE カートリッジ使用)
- 準拠規格:NSF/ANSI Standard 53「Total PFAS Reduction」プロトコル
試験結果
NSF 除去要件 | |||
---|---|---|---|
汚染物質 | 流入水(ng/L) | 流出水(ng/L) | 除去率(%) |
PFOS | 1000 | 20.00 | 98.00% |
PFOA | 500 | 20.00 | 96.00% |
PFDA | 10 | N/A | N/A |
PFHpA | 40 | 20.00 | 50.00% |
PFHxS | 300 | 20.00 | 93.33% |
PFNA | 50 | 6.00 | 88.00% |
試験対象の浄水システムは、カートリッジの定格容量である1,000ガロン(3,800L)を通じて、平均濃度1,400ng/LのPFOS/PFOA調整水および平均濃度1,820ng/Lの複合調整水を使用した検証において、いずれも99%以上の効果的な低減を示しました。この性能は、すべてのRSタイプのカートリッジに共通するものです。
これらの結果は、特定の用途における性能を保証するものではありません。
放射線物質に関する試験結果
シーガルフォーが採用している「ストラクチャード・マトリックス」は、0.4マイクロメートルまでの粒子を100%除去します。さらに、化学物質を分子レベルで識別し、有害な成分のみを選択的に捕集・固着する浄化性能を備えています。空気中の粒子に付着して水に入り込む放射性ヨウ素やセシウムに対しても、その除去効果が実証されました。以下に示す試験結果は、その性能を裏付けるものです。
試験概要
- 実施日:2011年5月1日
- 実施場所:福島県南相馬市内の用水
- 使用カートリッジ:RS-1SGH
- 採水方法:通水後の1Lのポイントにて採水(原水・浄化水を同時に採取)
- 検査機関:(株)同位体研究所(採水日の翌日に提出)
- 検出限界:1 Bq/kg
測定方法
- ・厚生労働省「緊急時における食品の放射線測定マニュアル」に準拠
- ・γ線スペクトロメーターによる核種測定
- ・サンプル調整は文部科学省「環境試料採取法」に準拠
試験結果
<通水開始後 1L> | 原水 | 浄水 |
---|---|---|
ヨウ素 (I-131) | 12 Bq/Kg | ND (不検出) |
セシウム (CS-134) | 10 > Bq/Kg | ND (不検出) |
セシウム (CS-137) | 19 Bq/Kg | ND (不検出) |
※ 厚生労働省食品放射線残留規制値(飲料水) : 300Bq/Kg
※10>Bq/Kgとは,検出限界値である1Bq/Kg以上、10Bq/Kg未満をあらわす(同位体研究所規定)
※10>Bq/Kgとは,検出限界値である1Bq/Kg以上、10Bq/Kg未満をあらわす(同位体研究所規定)