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朝日新聞 2001年5月8日火曜日 より抜粋





水道水不信恐れ沈黙

■交換進まぬの水道管
家の水道管が有害な製だとしても、日本では知らないまますごすことが多い。「水道不信」を恐れる自治体が積極的に伝えないからだ。(水取材班。堀内京子)

市民に有害伝えず
■日 本
「水道管が漏れて大変でしょう。管なので新しくしてあげます」札幌近郊の一戸建てに住む女性(74)は、訪れた水道局の職員にいわれた。
2日後に工事業者が来た。大きな道路から奥まった家まで管の長さは32メートル。数日後に水道局から電話で「工事代金36万円は一括払いか、分割払いか」 と、問われ、驚いた。
女性は2年たったいまも腹が立つ。この10年間は冬になると水道管が有害な製で、個人の所有である事は知らなかった。
「水道局が早く教えてくれれば水の飲み方も、管の取り換えも自分で判断できた。なぜ、大事なことを隠すのか」

ただ、協会内でも水質基準の強化を前に「の危険性をグレーな部分も含め、もっと伝えるべきだ」という声が一部に出始めている。」


鉛の危険性
日本の水道水質基準は大人が1日2リットル、乳児が0.75リットルの水を毎日飲んでも血中濃度が健康に影響するレベルを越えないように設定されている。
だが、鉛は蓄積量があるため、摂取量は少ないほどよい。空気や大気からも摂取され、大人は7割以上を食物から取る。




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